キネシオロジーテープの貼り方
簡単な貼り方をご紹介
● 肩の痛みに
● 腰の痛みに
● 膝の痛みに
● 足がつりそうな時、つってしまった時に
● 足裏の疲労回復に
注意点
1.テープを貼る部位周囲の、皮膚をきれいに拭き取ってください。汗や油分があると、接着力が弱まることと、かぶれの原因にもなります。
2.痛みがある場所の筋肉を伸ばして貼る。できるだけ、普通の状態に戻した際のシワを増やすためです。
3.基本的にテープを引っ張らないで貼る。テープを引っ張って貼ると、貼っている感覚は大きいものの、筋肉の動きを妨げるなどの逆効果になります。
※ 上級者には、テープを引っ張り筋肉のズレを治す貼り方もあります。
4.テープを剥がす際は、皮膚を押さえながら皮膚にそって剥がしてください。一気に剥がすと、痛いです。
5.貼ったまま入浴できますが、入浴後はタオルでよく水分をとってください。
6.日常生活では2、3日貼ったままでもかまいませんが、運動後は汗の塩分が残るので剥がしてください。
7.万一、かぶれが発生した場合は、使用を中止してください。
ワンポイントアドバイス
・テープの裏側には、5cmごとに線が入っています。
・裏紙は一度に剥がさず、張り始めの部分にまず貼ってから全体を仮り貼りし、その後で貼る位置を合わせていくと、テープが丸まらないで貼れます。
・専用のはさみ(キネシオロジーシザース)を使用すると、テープの切口が安定し、格段に剥がれにくくなります。
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肩の痛みに
推奨使用キネシオロジーテープ:50mm、75mm(体格に合わせて選択して下さい。)
①【棘上筋テープ】
テープを肩甲骨にそって三角筋まで貼っていく。
②【上腕三頭筋テープ】
腕を上げ、肘を内側に曲げた状態で行う。Yの字型にカットしたテープ(以下Y字テープ)の基部を肘頭のやや先(手首より)に固定し、腕の付け根から一方は背骨へ、もう一方は肩甲骨の下を通り骨盤に向かって貼っていく。
③【三頭筋(前部)テープ】
Y字テープの基部を肩の盛り上がる部分の下に固定し、肩の前部を包むように貼っていく。
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腰の痛みに
推奨使用キネシオロジーテープ:50mm、75mm(体格に合わせて選択して下さい。)
①椅子に座った状態で行う。Y字テープの基部を仙骨(左右の骨盤の間にある逆三角形の骨)の上に固定する。
②前屈させて腰を伸ばした状態で行う。Y字の一端を背骨の横に沿って肩甲骨の下まで貼っていく。
③もう一端も背骨の反対側に同様に貼る。
④完成
(シワがポイント!)
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膝の痛みに
推奨使用キネシオロジーテープ:50mm
①身体を寝かせた状態が行いやすい。足は楽に伸ばす。長めのY字テープ(切れ込みは膝の皿を包める程度。10~15cm)の基部をもも外側上部に固定。
②膝を曲げながら貼っていき、Y字の部分の片側を膝の皿の横から包み込むように貼る。
③反対側も同じように貼り、末端を皿の下で重ねる。
④完成
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足がつりそうな時、つってしまった時に
推奨使用キネシオロジーテープ:50mm、75mm(体格に合わせて選択して下さい。)
①うつ伏せで膝を折った状態で始める。アキレス腱を伸ばす。Y字テープの基部をかかとの裏に固定する。
②アキレス腱部に貼ったら膝を伸ばした状態にする、Y字テープの一方をふくらはぎに沿って膝裏まで包み込むように貼っていく。
③反対側も同様に行う。
④完成
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足裏の疲労回復に
推奨使用キネシオロジーテープ:50mm
①うつ伏せになり、足の指を伸ばした状態で行う。熊手状(この場合は4つの切れ目)にしたテープの基部をかかとに貼る。
②切ったテープを一本ずつかかとから指に向かって貼っていく。指を伸ばすようにする。
③完成。テープの間隔は均等に。
※以上、キネシオロジーテープの貼り方につきましてはモルテンのカタログを基に作成しております。